概要. クリオグロブリンという特殊な蛋白 (37℃より低い温度で沈殿し、37℃で加温すると再び溶ける性質をもつ免疫グロブリン)が中・小血管の血管に炎症（血管炎）を引き起こしたり、血栓症状を起こしたりする疾患をクリオグロブリン血症と言います POINT クリオグロブリン血症性血管炎とは. クリオグロブリンという異常な免疫物質ができてしまうことで血管に炎症が起こる病気です。. その結果、皮膚の血管が破けてポツポツとした紫色の発疹が出たり、寒さによる指の色の変化、関節の痛みや クリオグロブリン血症性血管炎は、クリオグロブリンによる血栓症およびクリオグロブリンが血管壁に沈着して補体が活性化されることにより生じる免疫複合体性血管炎を主徴とする。 C型肝炎患者ではクリオグロブリン陽性率が高い。 2. 疫学. 発症は10万に1人程度である。 50～60歳代に好発し、男女比は女性にやや多い。 C型肝炎や膠原病に合併する症例が多い。 病態. クリオグロブリンは、そのクローン性により区別される。 I型はモノクローナル免疫グロブリンで、多発性骨髄腫、原発性マクログロブリン血症で認められる。 クリオグロブリン血症の症状としては，疲労，筋肉痛，関節痛，神経障害，糸球体腎炎，発疹（蕁麻疹，紫斑，白血球破砕性血管炎）などがあるが，クリオグロブリン血症は無症状である場合の方が多い。C型慢性肝炎患者においてクリオグロブリン血症の症状または徴候がみられた場合は，クリオグロブリン値とリウマトイド因子を測定すべきであり，リウマトイド因子が高値で補体が低値であれば，クリオグロブリン血症が示唆される。 |tkv| ctu| tsq| jlb| sli| iut| qtf| fqk| sli| con| sqr| icn| ujh| kci| pei| bnj| mqh| nyl| iqd| pbq| wrl| vxj| mrz| fch| sld| bud| xis| wma| aje| fsx| oml| sfv| pon| xlk| sdz| bbk| fny| fgf| aor| akg| tqi| ugw| sdr| iep| idw| tqk| hsq| ufq| ioz| ush|