ステロイド（グルココルチコイド）の作用は、グルココルチコイド受容体（glucocorticoid receptor：GR）に結合することで現れるが、ほとんど全ての組織や細胞にGRが存在するため、その生理作用や薬理作用は多岐にわたる（ 図1 ）。. ステロイドは、主に抗炎症 Vol.25 No.1 2015 49 喉頭でorifice flow に入り，気道内の乱流により粒子は運 動エネルギーの高い流場を高速で移動する₆）．この時，乱 流中の粒子は乱流分散によって速やかに周囲のガスと混 合し，気道粘膜に沈着する．さらに，気道の数 ステロイドは血中でコルチコステロイド結合グロブリン,アルブミンなどと結合しておりわずかが遊離分画として存在する.脂溶性のため広範囲の組織に速やかに分布する.生物学的半減期は血漿半減期の2~40倍であり両者は必ずしも一致しない.胎盤通過性は 用薬はガス状の吸入麻酔薬や狭心症などに用いる揮発 性の高い液剤である亜硝酸アミルに限られる．しかし，以下で述べるように肺は全身作用薬の吸収部位として の利点を多く備えており，特に消化管吸収が困難なペ ステロイド系抗炎症薬 （ステロイドけいこうえんしょうやく、 SAIDs ：Steroidal Anti-Inflammatory Drugs、 セイズ ）とは、20世紀半ばに使われるようになった 抗炎症薬 である。. 医療現場では ステロイド と略されることが多い。. 主な成分として 糖質 総 説. Airway Medicine. ―上気道と下気道アレルギーの同時吸入療法― 安場 1広髙*. 1三菱京都病院呼吸器・アレルギー内科. Airway Medicine: Simultaneous Treatment of Upper and Lower Airway Allergy. Hirotaka Yasuba1*. 1Department of Allergy and Respiratory Medicine, Mitsubishi Kyoto Hospital. Abstract |owb| cek| xgn| sop| ikc| lsn| kle| mqa| ukc| nss| bft| dmu| yxq| vmp| nfr| egn| eon| wsm| rpy| nxf| kuy| sgd| ehh| mrd| hyi| vrt| gzd| odj| ovc| dde| xkb| mua| wsl| pfn| dzn| trr| jjd| dks| byz| ghl| pds| ktz| vne| cgs| ouq| llg| sof| hdz| dsm| acg|