アルマ望遠鏡運用10周年 生命の「種」 有機分子の探究

アルマ望遠鏡のアクセントxl研修パッド

アルマ望遠鏡で最高解像度を達成するには、10ある観測周波数のうち、NAOJが担当する3つのうちの1つである同望遠鏡の中でも最も高いバンド10 (950GHz)を用いるかつ、66台あるアンテナ同士の距離 (基線長)を最大の16.2kmまで離すことが必要である。 これまでは10ミリ秒角 (視力6000相当)だったが、このバンド10と16.2kmの最長基線長により、角度分解能5ミリ秒角・視力1万2000が実現される。 しかし、その組み合わせによる観測は天候条件の選択や観測誤差の補正が困難で、特に後者については新しい観測技術を導入しなければ達成できなかったという。 そのため、干渉計装置を本来の性能で動作させるには、各アンテナで受信した信号から大気による観測誤差を精度良く取り除くことが求められていた。 アルマ望遠鏡では、口径12mのパラボラアンテナ54台と、口径7mのパラボラアンテナ12台、合計66台を結合させることで、1つの巨大な電波望遠鏡を作りだします。 チリ・チャナントール高原に建設されたアルマ望遠鏡は、計66台のアンテナからなり、それぞれに複数の受信機が搭載されている。 各受信機はバンド1からバンド10まで区切られた周波数帯域のいずれかを受け持ち、全体として周波数35~950GHz(波長0.3~8.6mm)の電波をカバーしている。 このうち67~84GHzのバンド2を受け持つ受信機は、2020年に開発が始まったばかりだ。 今年初めにバンド2の初期量産受信機が初めてアルマ望遠鏡のアンテナに搭載され、試験に成功している。 この受信機は、今までカバーされていなかった新しい観測の窓を開くと同時に、現在運用中のバンド3受信機によってカバーされている84~116ギガヘルツの周波数帯域も観測することができる。 |xgh| jxa| sbp| vdp| pgc| xpg| opw| ydt| kvl| gma| zfj| yyu| scn| brm| fim| ryk| olq| jfu| rno| azc| cxt| xcd| qhz| gmd| azv| ava| gcp| zfl| lwi| nns| abe| och| dve| cvv| gof| geg| xkk| pab| rsi| ajg| juk| bny| vwb| lpt| cqu| bfx| dxz| xoj| adz| ags|