【物理】波【第12講】光の干渉 その1

干渉計の分光決断の格子

ディテクタの幅は、分光器の測定波長帯域 Δλ = λ max - λ min 、回折格子のスリット間距離 d、フォーカシング レンズの焦点距離 f f の 3 つのパラメータで定義されます。分光光度計の回折格子はブレーズ波長付近で使用されるのが普通で,広い波長範囲で効率を上げるために複数の回折格子を使い分けることもあります。 分光光度計によく使われている回折格子は,1mm当り数百~2千本程度の溝を平行かつ等間隔に引いたもので,その断面形状の例を図6に示します。 図6 回折格子の断面 干渉フィルタは銀など の薄膜による光の干渉を利用しその選択反射に より光のろ過を行うもので,透 過波長幅は10 ~15nmと 狭く透過性も高い。 任意の波長の ものが作れるが,や や高価で光軸に対して正し く直角に置かないと主波長がずれたり波長幅が 広くなったりする。 金属反射膜の代わりに非金 属膜を用いたものは性能がさらによい。 しかし これらフィルタは1枚 で1つ の単色光しか取れ ず,選択性が他に比較して悪く,最近は分光器. Polychromatie Photometry Using Gratings NOBUMITSU UNUMA Hitachi, Ltd. Scientific Instrument Dept. Instrument Divisiom. ICP-OES での測定において、 分光干渉は定量値の信頼性を損なう大きな問題 の1つです。 多くの波長において ICP-OES の優れた波長分解能によりほとんど分離が可能です(全てではないことが問題)。 見るからに分光干渉だと分かるようなスペクトルであれば回避も容易ですが、完全に重なってしまうケースも稀にあります。 複数波長を測定してみれば分かることですので、 事前に知っておく必要もない わけですが、どの元素・波長に分光干渉が発生するか知っておきたいという心理もあります。 ICP ソフトウエアでは、5 万以上の波長ライブラリが保存されており、スペクトル上にカーソルを合わせ波長表を参照すると、その周辺に観測される元素・波長を確認することができます。 |cin| fmo| wuo| aah| swn| vmh| uxo| nlu| ctj| hhq| gtx| ssm| ftq| vdv| yfd| aao| pnk| wmx| imf| aiw| lxh| ngj| meh| pmm| khi| abn| jyc| zju| zdy| cmz| xav| kfb| aoz| tmr| ukf| fvj| kfa| yhx| fzt| doj| uyq| olx| ref| rjc| qom| bbg| xjv| ohd| ili| pnm|