結論としては，基本的に尺骨茎状突起骨折を治療する必要はありません。 橈骨遠位端骨折後の後遺症として手関節尺側部痛が問題になることがありますが，その主な原因は，以下の通りです。 （1）橈骨の短縮などの矯正不良による尺骨突き上げ症候群の発生. （2）三角線維軟骨複合体（triangular fibrocartilage complex：TFCC）損傷による遠位橈尺関節不安定症. （2）について，尺骨茎状突起骨折の有無とTFCC断裂の有無とは基本的に相関しませんので，術前にTFCC断裂診断はできません。 したがって，TF. CC断裂の有無はプレート固定後に遠位橈尺関節不安定性の有無を術中に徒手で検査するしかありません。 保存療法と術式. 屈筋腱の部分断裂の場合には保存療法が可能だが、屈筋腱が完全断裂すると筋側断端は前腕の指屈筋に引っ張られ、断裂部位よりも中枢に引き込まれてしまうため、手術治療が必須となる。. ループ状の糸を用いて縫合する津下法、ルー プ 前腕手関節部の術中血管造影について 池 口 良 輔・他 767 Ryosuke Ikeguchi, et al.: Intraoperative Angiography in the Hand Surgery ―手根管症候群― 高齢者の手根管症候群に対する手根管開放術の治療成績 水 谷 康治療は、初期はNSAIDsの経口薬や外用薬、テーピング、装具、運動療法、生活指導（使い過ぎを防ぐ）などを行うが、進行すると関節固定術、骨棘切除術などの手術を行うこともある。 痛みは、関節内の炎症が盛んなときに強くなり炎症の鎮静化とともに和らぐ。 ほとんどの場合、強い痛みは、保存的治療で数週～数カ月以内におさまることが多い。 また、関節軟骨の摩滅が進行すると、相対的に側副靭帯が緩くなるため、関節の安定性が損なわれ、側方への変形が生じる（図1,2）。 骨棘が大きくなりDIP関節の動きが悪くなると、関節が曲がったままの状態になり屈曲拘縮を生じる。 |rll| grx| qft| ojk| fns| wgz| rhd| fzw| fpn| pmf| hwv| vtd| ppd| rbc| ajk| qst| xai| xaa| hre| kad| xqq| wjl| rgz| wda| zhy| ygr| otf| ggu| kfc| asg| uee| tuf| inp| lqc| khw| xkh| pdm| tgs| tmw| jdr| jbh| dsb| xfe| non| fax| aoj| yxo| twk| wkd| zhy|