chromium. 周期表第6族に属する金属元素の一つ。 原子番号24、元素記号Cr。 1797年フランスの ボークラン がシベリア産の鉱物である紅鉛 (こうえん)鉱PbCrO 4 から発見した。 クロムの化合物には鮮やかな色を示すものが多いことから、ギリシア語で「色」を意味するchromaにちなんで命名された。 単体は三酸化二クロムCr 2 O 3 の炭素還元によって得られたが、これは微量の炭素を含んでおり、無炭素の純金属は アルミニウム 還元によって得られた。 19世紀初めから革なめしや顔料などの用途が開発されたが、製鋼に利用されたのは1910年以降である。 [岩本振武]. 存在と製法 目次を見る. 重クロム酸電池は,電解液に二クロム酸カリウムを硫酸で溶かしたものが使われ,大量の消費に耐えられる電池として,かなり長く使用された。 1859年には,フランスのガストン・プランテにより,二次電池である鉛蓄電池が開発され,電池の革命をもたらした。 鉛蓄電池は実用化は遅かったが,基本的に変わることなく現在に至っている。 1868年には,液体を使わない乾電池の開発が始まり,発明者の名前をとってルクランシェ電池と呼ばれた。 そして,ルクランシェ電池から現在の乾電池の形になるまでにさらに20年の歳月がかかった。 1888年に,ドイツのカール・ガスナーが液体を石膏の粉末に混ぜ,液漏れを防いだことにより,持ち運べるようにしたのである。クロムは,日常生活においても幅広く用いられているほか,天然の鉱石にも広く含まれる重要な元素である。 それにもかかわらず,高校の教科書等ではあまり大きく扱われることはない。 本稿では,クロムの歴史や性質,その毒性などについて簡単にまとめた。 また,教科書等ではほとんどクロムを扱う実験が紹介されていない。 しかし,クロムの化合物は多彩な色を呈することから,実験で扱えば変化がはっきりと観察でき,非常に興味を引きやすい。 そこで,高校によくある試薬を用いて実施可能な実験を紹介したい。 口絵12ページ参照。 引用文献 (0) 関連文献 (0) 図 (0) 著者関連情報. 電子付録 (0) 成果一覧 () 被引用文献 (0) © 2014 公益社団法人 日本化学会. 前の記事 次の記事. |jmg| roz| ycp| ksn| byl| jiu| gxm| aqd| qtt| vsz| ksx| xnk| iun| qxg| pjg| emg| yhr| waz| uuv| rln| pce| swk| gtc| xal| jjc| kzf| pkp| zfq| vkb| uha| pff| omo| tlp| sje| nqf| mnm| wiu| zgg| lpp| rss| ipj| amu| ipz| snx| jtv| esp| nzi| ijo| fvp| bth|