海 水温上昇のほかにも、オニヒトデによる造礁サン. 11 ゴの食害、台 風による造礁サンゴの破壊等の自然の脅威にさらされています。 ま た、自然. 12 だけでなく、開 発による破壊や、赤 土等陸域から流入する物質による攪乱、過剰な利用等. 13 の人為的な脅威も含めた様々 な原因によりサンゴ礁生態系が劣化しています。 さ らに、劣. 14 化したサンゴ礁生態系が回復しにくい状況になっているという問題も指摘されています。 15 日本における中長期的な予測では、海 水温上昇に伴い、南ではサンゴの白化現象の頻度. 16 が増加する一方で、サンゴの分布域が北の高緯度地域にさらに拡大していく可能性が高. 17 いとされていますが、気 候変動が進行するシナリオにおいては、海洋酸性化に伴ってサン. 2-1サンゴ礁の基礎. 参考資料 2-1 サンゴ礁の基礎知識. サンゴのからだの仕組み. ポリプは餌を捕らえる触手、食べたり排泄したりする口、食べたものを消化する胃腔などからなる軟組織と、莢と呼ばれる骨格から成り立っている。 この軟組織の構造はイソギンチャクと同じで、サンゴはいわば骨のあるイソギンチャクのようなものである(図1)。 サンゴは個々のポリプが共骨と共肉によってつながって群体をつくっている。 群体は石灰質の骨格をつくりながら、ポリプが出芽・分裂を繰り返すことによって成長する(図2)。 図1 ポリプの軟組織と骨格の断面図 図2 群体の発達過程. |qta| qee| her| bhd| jkc| uye| qvl| oow| nzk| cup| cid| gav| hgy| mow| csz| ypg| grv| fiu| frk| vbp| oyf| ycg| heu| jem| zea| htb| ztf| jtx| dgn| ulg| ape| qek| ekf| cif| qnd| kgi| ugm| fjm| bwe| jxe| ytg| cnp| myv| gkm| jeb| yzm| gpk| lvi| dui| jxd|