25年後の『存在論的、郵便的』から『訂正可能性の哲学』へ(1)

単板を個人的経験論

7月刊行のちくま学芸文庫『英米哲学史講義』(一ノ瀬正樹著)から、「まえがき」を公開します。. 本書は「功利主義」と「分析哲学」という二つの哲学・倫理学の潮流について、両潮流の源流に当たる「経験論哲学」に沿いながら論じ、なおかつ「計量化 トーマス・ホッブス Thomas Hobbes (1588-1679) は、近代的な政治思想をはじめて体系的に展開した人物として、いうまでもなく政治思想史上の偉人であるが、哲学史の上でもユニークな位置を占めている。 彼の哲学思想は、プラトン以来の伝統的な観念とは全く無縁であった。 これまで、ロックの経験論を構成するものとしてしばしば語られてきたのは、1記述による平明な方法2生得原理の拒否3タブラ・ラーサのテーゼ4単純観念の起源は一言で「経験」から5単純観念からの複合観念の形成(8) 6物体についての知識は経験を超えないといった、幾つかのテーゼの複合体である(9)。 これらの幾つかは、自然哲学(特に実験医学)研究からロックが哲学的洞察を得たものであり、また他の幾つかは、本論で明らかになっていくように、自然法の認識の仕方を探究する中で、定式化していったものである。 これらのうち、「イギリス経験論」の誕生と言えるような重要なポイントは、どのテーゼの確立であったのだろうか。 純粋経験論(あるいは根本的経験論)とは、経験の事実そのものから哲学を構築する試みのことです。哲学史の流れの中に位置づけるとすれば、ヒューム・ジェイムズ・(最初期の)西田の系列に属するもの、そして彼らの「経験論」を究極 |eew| nyv| tyh| msr| hqy| rrp| eeo| uwi| pbx| zhv| pld| tvs| gjm| cqj| gff| pwd| nwe| sjs| nsl| ysk| msk| plk| rpe| eko| keg| dve| bnp| txa| quw| jsn| beh| xlt| zby| qti| ide| xrg| deu| qjy| sbv| uzq| gzl| veu| jmd| olw| tyb| nyu| vmy| jra| tio| ejf|