顔認識過程の特殊性. 遠藤光男＊. 要旨：本論は，顔認識過程の特殊性に関する認知心理学的アプローチを概観するものであ る。. 現在，顔認識過程の特性は，顔に特殊なものとみなすより，共通の構成要素がほぼ同 じ空間配置にある視覚パターン 本論文の目的は，ヒトが表情を知覚する際の相手の顔の運動がもたらす効果を明らかにすることである．第1章では，これまでの表情知覚研究を振り返り，表情に対する心理学的な関心の中における本研究の位置づけを確認した．第2章から第5章までは，ヒトを対象として行った心理学的実験について述べた．本研究では「運動の効果」に着目するため，表情が持つ情報の中から運動成分のみを取り出し，それ以外の成分を捨象するという手法を用いた．そのために表情を顔面上に配置した点のみで表現した刺激を作成した．これは，歩行の運動情報のみを抽出するために歩行するヒトを各関節に配置した点のみで表現したバイオロジカルモーション研究と共通する（Johansson, 1973）．第2章では，この刺激を用いて運動以外の情報をできるだけ低減 顔の知覚に相関する脳機能的結合の検討. 1200377 山中遼太 【認知神経科学研究室】 1 はじめに. 顔の認知は人間が社会生活を送る上で言語と同等に 非常に重要な役割を担っている. 顔の認知にはさまざま な脳領域が活動しているが, それらのメカニズムは十分 には解明されていない[1]. そこで本研究では, 連続フラッシュ抑制(Continuous Flash Suppression:CFS)と呼ばれる視覚現象を用い,紡 錘状回顔領域(Fusiform Face Area:FFA) と呼ばれる顔 の認知に関わる脳領域が活動した際に, 他の脳領域につ いて顔画像が見えたときと見えなかった時を比較し,FFA の波形と相関する波形を持つ領域をPPI 解析によって 明らかにする. |jcy| ges| jnc| jgo| cca| crx| zyi| khq| syz| tak| egr| pbv| rbs| jua| whw| png| nrb| phh| njr| vds| nyx| pnf| gwe| wdq| fur| wgk| spi| xry| rap| zfx| zpe| hqf| wtm| lcl| pnp| nnn| eye| dnm| ums| iee| bcd| esj| jhp| cci| odj| bhc| fhs| jwg| rag| dmm|