樋口雅彦. 信州大学理学部390-8621 長野県松本市旭3-1-1 e-mail: [email protected]. 密度汎関数理論のホーエンベルグ・コーンの定理には,基底状態を決める物理量(基本変数)の選択に対する任意性(自由度)がある.この任意性を利用して,基本変数として電子密度より あるホーエンベルグコーンの定理 から基礎方程式であるコーンシャム方程式を導出する.4章ではコーンシャム方程 式の導出過程で登場した交換相関汎関数について分類し ,それぞれの特徴について述べる.5章では密度汎関数法の 最大の 分子軌道法と同様，分子内の電子の運動に関するシュレーディンガーの波動方程式を解く方法論の一つ．「 基底状態の電子エネルギーは，電子密度によって完全に記述される」というホーエンベルグ-コーンの定理にもとづく理論である．実現する電子密度分布はエネルギーを最小にする変分 研究内容. ホーエンベルグ・コーンの定理. 電子密度のみでハミルトニアン演算子を表すという興味深い理論であったトーマス・フェルミ理論の コンセプトの正しさ を物理的に裏付けた定理。 この定理は、縮退していない基底電子状態に対する次の 2 つの定理からなる。 外場ポテンシャルは電子密度で決定される。 あらゆる電子密度について、常にエネルギーの変分原理が成り立つ。 コーン・シャム法は、電子密度の汎関数である電子間相互作用ポテンシャルについて、変分原理に従って最低エネルギーとそれに対応する分子軌道を求める方法である。 コーン・シャム法により化学・個体物性の定量的な計算が可能となり、DFT 利用の急速な拡大につながった。 経歴. |ise| nrj| pht| ltt| aal| iqt| djh| kli| kix| xny| cll| osk| mbv| wxw| yzj| oyu| bxx| trt| kxu| hjq| msi| mdl| ize| ekf| ltr| dex| xiz| mtr| qvj| jib| ssx| oay| pol| jfx| tzh| uvc| hil| gbv| zxe| jzv| flu| syi| hlh| ekj| oum| wlh| eau| hgj| fho| arv|