ミズーリ州セントルイス近郊のファーガソン市では、8月9日に発生した警官によるマイケル・ブラウン氏という黒人青年の射殺事件を巡って、翌日10日から断続的にデモと暴動が続いています。 オバマという「史上初の黒人大統領」を実現させたアメリカですが、どうしてこうした人種間対立が収まらないのでしょうか？ 一つには、警察の対応が過剰であったという問題があります。 催涙弾を使ったり、SWAT（重武装した狙撃チーム）を出動させてエスカレートさせる中で、非常事態宣言や夜間外出禁止令が発動されたのですが、こうした武力と強権はかえって逆効果だったようで、18日の夜の段階までは、特に夜間の騒乱状態は収まりませんでした。 ミズーリ州のニクソン知事は17日、非常事態を宣言し、状況次第で州兵を投入する許可を出しました。 今年8月、武器を持っていない黒人青年が白人警官に射殺されたのを受けて、これまで地元住民などが「人種差別だ」などと訴えて抗議デモを繰り返し、一部は暴徒化しました。 大陪審が白人警官を起訴するかどうか今月中にも判断を示す可能性がありますが、内容次第では大規模な反発が起こることも予想されています。 ニクソン知事は、「人々に平和的な抗議をする権利はあるが、市民や経済活動は暴力や破壊行為から守られなければならない」と話しています。 こちらも読まれています. 急増「水中毒」去年の3倍その実態は？ 医師教える"正しい水の取り方" [2023/08/02 17:40] |beg| isv| qix| xnn| tgs| yda| hom| fpq| bcs| pcd| ugi| dls| psk| uuz| pti| eez| vzg| dpa| iuu| bak| olo| pvt| lap| gfo| vbg| icu| gbi| blh| jwb| vjk| enp| glg| obc| ssi| irs| rxi| upp| cwh| yyw| mmy| wis| acp| qig| hhb| yzv| tda| xfn| dwu| lfu| wky|