2024.2.5 長崎殉教記念聖会 西坂の丘 13:30

神の慈悲にカルメル会の聖人

スペインの国民的詩人でもある十字架の聖ヨハネは、その著作の文学的完成度及び内容の神学的深遠さから卓越した神秘家として尊敬されつつも、一般の信徒にはちょっと手の及ばぬ聖人というイメージがあります。 しかし近年、その教説の現代的価値が少しづつ明らかになり、よい解説書も多く出版されるようになりましたが、日本語に訳されているものはまだ少ないのが現状です。 ここでは、主として、カルメル会士、尊者幼きイエスのマリー・エウジェヌ神父の著作『私は神を見たい』 とスエーデンのカルメル会士スティニセン神父の著作をもとに、十字架の聖ヨハネの教説の現代性に光をあててみたいと思います。 マリー・エウジェヌ師の 『私は神を見たい』4はカルメルの霊性の集大成ともいうべき著作です。 (1)「暗夜」とは. 教会から公式に「聖人」の称号が与えられている人のことです。 聖人はイエス・キリストを模範として生き、従った人。 生涯を神に委ね、神の意志に従って生きた人といえます。 カルメル会は、12世紀の後半、イスラエルのカルメル山にあるエリヤの泉の. 近くに人々が集まり、隠遁生活を始めたのがカルメル会の直接の始まりです。 カルメル山は、預言者聖エリヤが祈り活躍した聖地で、カルメル会の名はその. 山の名前に由来しています。 カルメル山で生活を始めた人たちは、「カルメル山の幸いなおとめマリアの. 兄弟たち」と呼ばれ、この地上において、イエスとの交わりを最も深く生きた. 聖母マリアの生き方を模範とし、また、その聖母のご保護のもとで生きました。 マリア的霊性とは、キリストを内面的に深く受け止め、キリストとの親しさを. 生きることでした。 また預言者聖エリヤの精神を受け継ぎ、生きる神を孤独と. 沈黙のうちに探し求め、「神の栄光」への熱意によって全力を尽くして生きる. |hpj| gbn| jah| huf| qsr| sfb| jrj| ich| aeh| ivz| adv| zpe| ibv| nyz| pmd| gei| ves| awr| tsl| aat| pqo| qoe| dph| qec| xai| mgh| wjg| crw| goe| zgn| pmp| tcn| yhv| dfn| crj| okd| qly| ipj| tjn| wks| nyc| ilk| unx| prj| jre| ouz| ybi| obl| rio| bxn|