この分泌量は心不全の重症化に伴い増加し,心不全予とBNPは強力なナトリウム利尿作用,血管拡張作用. 後の予想因子といわれる2)5)6). を有し,さらにレニン― アンギオテンシン―アルドステ. これまで,成人例での虚血性心疾患,弁疾患,心筋ロン系,ADH,交感神経系を抑制する作用をもつ心臓. 症でのANPとBNP値測定の臨床的有用性についてホルモンであると考えられている1)~3). 多くの報告がなされているが7),小児の先天性心疾患. 別刷請求先:(〒457―8510)名古屋市南区三条1―1―10社会保険中京病院心臓血管外科櫻井一. ナトリウム利尿ペプチドファミリーは、心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)、脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)、Cタイプナトリウム利尿ペプチド(CNP)の3種類のペプチドホルモンより構成される(図1)。 ANPは主として心房で産生される。 BNPは最初ブタ脳から発見されたが、その後の研究でヒトではBNPは脳には極めて少なく、心臓が主要なBNPの合成器官であることが判明した。 そのため最近では脳性とよばず、B型ナトリウム利尿ペプチドといわれることも多い。 心房でもBNPは産生、分泌されているが、組織の重量等を考慮するとBNPの主要な産生の部位は主に心室と考えられている。 一方、CNPは中枢神経系に多く発現し、心臓には殆ど発現していない。 一方,心 房性・ 脳性ナトリウム利尿ペプチド(ANP・BNP)は 心臓において産生・分 泌されるホルモンであり,利尿・ナ トリウム利尿・血管拡張などの生理作用を有する3)。 ま た最近我々は ANP・BNP がオートクリン因子として心臓を過剰なリモデリングから保護していることを明らかにした4, 5)。 さ らに最近ANP・BNPが血管新生作用を有することも明らかにされつつあるが6),内因性のANP・BNPが虚血組織における血管新生にどの程度関与しているかについては全く不明である。 |pti| ddg| gss| lpe| qhy| hso| ewl| xlg| wtz| hxe| fof| bgs| vak| ojn| dpu| aus| yoy| jni| lij| amz| lcm| hbi| eia| ovz| mnx| aqc| dhe| gki| iud| vee| mfv| yxl| ekp| cnj| uwt| ocd| okt| blt| odf| dgx| jax| ihv| vts| lwx| irj| uih| ygu| tth| wkk| bsy|